中学卒業後の進路

 LD(学習障害)児、ADHD(注意欠陥多動症候群)児、高機能自閉症、アスペルガー症候群など軽度発達障害児の中学卒業後の進路は、多くの保護者の悩み・関心事です。
 県立の普通高校、職業高校、私立の普通高校、職業高校、通信制高校、専門学校、他県のフリースクール、養護学校高等部、などなど
選択肢は様々です。
 近年、東京などでは高校卒業後の就労へのフォローの良さを見越して、高等養護学校の職業科が大変な人気で倍率も高く、なかなか入れないという話も聞こえてきます。(ちなみに、栃木県には軽度発達障害児を対象とした、高等養護学校は一校もありません)
 中学卒業後の進路に関して、いくつか参考になるサイトを集めてみました。



中学卒業後の進路リンク



ステップアップスクールサイト

 自分に合った学校を探せる情報豊富なホームページです。
通信制高校、単位制高校、定時制高校、サポート校、技能連携校、高等専修学校、高認予備校、フリースクールなど、情報が盛りだくさんです。中学以降の進路でお悩みの方はぜひご覧下さい。


夢をかなえる学校選び
       (東京都教育委員会)


 東京都では、新しいタイプの都立高校が続々誕生しているそうです。
東京都教育委員会による、チャレンジスクール、エンカレッジスクール、単位制高校などの詳しい解説ホームページです。非常に参考になります。東京都だけでなく、全国的にこのような高校が増えるといいですね。
NPOフリースクール彩星学舎
             (埼玉)
 特定非営利活動法人彩星学舎は、さまざまな学習ニーズを持つ児童、生徒に開かれた「学びのコミュニティー」を目指している埼玉のフリースクールです。
様々なイベントや体験な学習を通して「生きる力」の獲得を目指しています。
東京国際学園高等部(東京) ゆずりは会員のお子さんも通っていた東京にある私立高校。カウンセリングも受けることができます。
工芸技能研究所

発達障害にとらわれず、工芸の技能を学べる場と、そこでの技能修得者が仕事・生きがいにつながる活動をしていける場を目標として設立された工芸技能研究所のホームページ。

星槎学園高等部青葉校(横浜) 横浜にある、日本で初めての学習障害(LD)教育の行われている学校。学習障害のある生徒の特性を考えて、専門家(著名な佐々木正美先生や、東京学芸大学名誉教授・山口薫先生など)のアドバイスを受けて、個別に対応した指導をするとともに、職業準備に向けた実習や体験学習などを行っているそうです。(パンフレットより)

アンデルセン高等学院
 いわゆる「はざまの子」のための広域通信制高校提携校です。横浜にあります。
白根開善学校(群馬県) 群馬の山深い広大な敷地にある全寮制の学校。東京から入学する方も。

ビジネスカレッジ京都高等課程            (京都府)

  2004年4月に開校する、通信制高校と技能連携した高等課程のある学校。現在の専門課程と合わせ5年間の一貫教育を行う。不登校やLDの問題に対しても積極的な対応を目指している。
見晴台学園(愛知県) 見晴台学園は、中学校卒業後の進路がなかった学習障害や軽度の発達の遅れをもつ子どもたちの学びの場として、親たちが中心となって1990年名古屋市南区に5年制の“高校”として創られた無認可の学校です。今年で開設13年目を迎えます。
黄柳野高校(愛知県) 内申点や偏差値など数字では計れない多様な能力と可能性を秘めながらも高校進学の夢を断念せざるを得ない全国の子ども達に、友達と交流する場、学ぶ場を提供しようとする高校。寮あり。