LD(学習障害)児、ADHD(注意欠陥多動症候群)、高機能自閉症/アスペルガー症候群などの軽度発達障害児は、一見障害が無いように見えるだけに、周りの子ども達から非常に誤解やいじめを受けやすい子ども達です。 また本人自身も、自分に向けられている行動が親しみをこめたコミュニケーション手段なのか、いじめなのかを見分けることが難しく、いじめでないものをいじめと誤解して、周りとの無用のトラブルを生み出す場合もあります。 (挨拶のつもりでポンと肩を叩かれたら、いじめと誤解して肩を叩き返すなど) 本人の話をよく聞くと同時に、学校とも協力体制をとって状況把握に努め、周りの理解を求めると同時に、本人のソーシャルスキル(対人関係能力)のupも計るのが望ましいと思われます。 |
いじめが長期にわたった場合、『自分に自信を失う』 『不登校』、『ひきこもり』、『無気力』、『チック』など、学力の遅れなどとともに、元々持っている障害よりも深刻な二次障害を引き起こすことになります。 いじめの存在がわかった場合、子どものためになんとしても二次障害は引き起こしたくないものです。 二次障害を予防するために学校側と密に連絡を取り、いじめの解決に向けて連携していくことが大切になります。 |
いじめに関するリンク集 | |
「いじめの理解と対応」(栃木県) 栃木県総合教育センター 教育相談部 028-665-7211 |
栃木県総合教育センターでは、毎年、「学級・ホームルーム担任のための教育相談」を発行し、各学校に配布しています。 いじめについては、第5集「いじめへの対応」や第8集「いじめの対応(2)」第9集「学校教育相談の進め方−実践編(1)」にまとめてあります。ぜひご活用ください。また、実際にいじめ等に関する教育相談の支援も行っています。お困りの際にはご相談ください。(HP本文より) |
「いじめ問題の克服のために」(茨城県) 〜学校は今、家庭や地域と力を合わせて行動する時〜 茨城県教育委員会 |
お隣、茨城県教育委員会が「いじめ問題」への対応の仕方をホームページで公開しているものです。 |
いじめ相談室 |
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