オススメの本

※本のタイトル(青字)をクリックすると詳細がわかり、購入もできます。


【LD(学習障害)関連】


こんなサポートがあれば!
―LD、ADHD、アスペルガー症候群、
高機能自閉症の人たち自身の声


ALAAHFA(成人のLD、ADHD、アスペルガー症候群、高機能自閉症を持つ人)の10人が、自分自身の半生を振り返り、自らの経験に基づき必要なサポートを具体的に提起する。当事者による課題やサポートニーズを解説。
※2人のゆずりは会員(本人)の寄稿文が載っています。ぜひお読みください。


LD(学習障害)の人の就労ハンドブック

できるのにやる気がない、などと誤解されやすいLD(学習障害)の人たちが自立して働くためには、どんな課題を克服すればよいか。発達障害児の就労支援が専門の、梅永雄二先生(宇都宮大学教授)がLDの人の就労サポートの必要性を説く。



学習障害(LD)への教育的支援
―続・全国モデル事業の実際


文部科学省が、平成12年度から始めた「学習障害児に対する指導体制の充実事業」を基に解説と31の先行事例を分類整理し掲載。



LD児サポートプログラム
―LD児はどこでつまずくのか、
どう教えるのか


LDの基本的な意味を解説。つまずきの原因を探り,ゲームを中心とした教育例を提示する。教育関係者に特にオススメ

◆子どものためのバリアフリーブック 8
                        
LD(学習障害)の子どもたち



LDってどういう意味? 知的障害や自閉症とどこが違うの? LDの子はどういうところでつまずくのか、なぜLDという状態になるのか、診断のポイントなどを分かりやすく説明。学校教育を見直す必要性を訴える。


【ADD/ADHD(注意欠陥多動症候群)関連】



嫌な子・ダメな子なんて言わないで
―ADHD(注意欠陥・多動性障害)を
持つ子の姿と支援法


乱暴で落ち着きがなくけんかが絶えない、パニックになりクラス中をかきまわす…。わが子がこんなタイプだったら・・・・。我が子が様々なトラブルを起こし、死を考える程の悩みをかかえたADHD児を持つ母親達が初めて語るその苦悩の日々を赤裸々に掲載。最新医療情報と、実際に効果のあったADHD児へのサポートの仕方も具体的に紹介。


バークレー先生のADHDのすべて

「もう,お手上げです。今に息子に手をかけ,けがをさせるのではないかと心配です。私は気が狂いそうなのに,息子はまったく言うことをききません。もうどうにもできないのです。どこかにあげてしまおうとさえ思います」(本文より)。
25年間に渡ってADHDを研究しつづける世界的権威が、最新の科学的知見に基づいて、ADHDを分かりやすく解説。子どもとの生活と彼らの成長過程でぶつかるあらゆる事柄に触れ、具体的な対応を示す。



きみもきっとうまくいく
―子どものためのADHDワークブック


本人向けのガイドブック。
ADHD症状への対応方法が具体的に分かり易く書かれています。子どもたちが楽しみながらチェックして自分自身をよく知り、さまざまな場面で、どうすれば問題を少なくできるか、誰に相談すべきか、などへの具体的対応やヒントを数多く提供するために作られたワークブックです。

小学校中学年位〜高学年の本人向け


ADHD及びその周辺の子どもたち
―特性に対する対応を考える



「なぜこのような行動をするのだろう」「どう指導したらよいのだろう」とADHDとその周辺の子どもたちの理解と対応に悩んでいる教師のために、対応や指導の工夫などについて紹介する本。



片づけられない女たち


持ち物も、頭の中の考えさえも片付けられず、毎日の生活にひどい苦労をしている女性がたくさんいる。プロのセラピストが、ADD(注意欠陥障害)という心の病を現代に生きる女性をベースに分かりやすく解説。
※一時期ワイドショーやテレビで「片づけられない女たち」が大きく取り上げられました。


ブレーキをかけよう1
〜ADHDとうまく付き合うために〜
ブレーキをかけよう2〜ADHDとの付き合い方、
中学・高校生編〜  
※注文はえじそんクラブ


小学校高学年〜中学生向けにADHDをわかりやすく解説
トレーニングにすぐ使えるワークシート付き
ADHD児とその家族、教師のためのオススメの本。

【アスペルガー症候群/高機能自閉症 関連】



アスペルガー症候群を知っていますか?(小冊子)
申し込みはこちらから


具体的な解説で挿絵もたくさん。非常に読みやすくてわかりやすい、A5版25ページの冊子。自閉症協会東京都支部発行。
 分厚い本を渡しても、なかなか読んでもらえないものですが、これは小冊子なのでオススメです。
 周囲の方々への啓蒙書として、超お役立ちの1冊!
よこはま発達クリニック院長で大妻女子大学助教授の内山登紀夫先生が執筆されています。


高機能自閉症・アスペルガー症候群入門
―正しい理解と対応のために



高機能自閉症・アスペルガー症候群とは何か。その基礎知識から、学校・家庭での具体的な対処法までを徹底的に解説。正しい理解のためのガイドブック。



アスペルガー症候群と高機能自閉症の理解とサポート―よりよいソーシャルスキルを身につけるために


アスペルガー症候群や高機能自閉症の子どもたちの教育や療育に、日々携わる人々が理解とサポートについてポイントをしぼって分かりやすく解説した実践書。手記や座談会も交え、幼児期から就労期までの成長を見すえた多角的な内容です。

【目次より紹介】
第2章 指導や支援の具体的な手だては?(通常学級での指導―学校生活のささいなことがつまずきの種となる
第3章 つまずきへのサポートはどうしたらいいの?(児童・生徒の問題行動への対応―指導することよりも本人の成長を待ってみよう
青年期を支えるスキルトレーニング―児童期から思春期への成長を支えるプログラム ほか)


発達障害の豊かな世界


発達障害の治療とはどのように行われるのか、イメージすることは難しい。しかし、一度その世界に入り、子どもたちの体験世界に触れると、想像以上に豊かな臨床に驚かされる。発達障害の臨床の世界を紹介。〈ソフトカバー〉



ずっと「普通」になりたかった



いじめられた。仲間はずれにされた。ずっと「世界」になじめなかった。大人になってわかった。私は「普通」と違う脳の持ち主だったんだって。「高機能自閉症」に悩んだ著者が「救い」を見出すまでの全記録。


発達と障害を考える本〈2〉
ふしぎだね!?アスペルガー症候群
(高機能自閉症)のおともだち


出版社/著者からの内容紹介
「発達障害者支援法」の制定など、障害をもつ人たちと共に生きていこうとする動きが見えてきました。ですが、アスペルガー症候群[高機能自閉症]の場合、自身が障害をもっていることに気づかないまま、普通学級に通う子どもも多い障害です。「勉強はできるけど行動は変わっている」などと言われ、「いじめ」の対象になったり、不登校に陥ったりすることもまだ多いようです。
本書では、アスペルガー症候群[高機能自閉症]の子どもと障害をもたない子どもとの間や、授業中に起こりがちな事例を取上げ、アスペルガー症候群[高機能自閉症]の子どもが「なぜそんな行動をするのか」「どう対処したらいいか」を障害をもつ子ども自身、周りの子どもや先生双方の視点から紹介。障害の解説はもちろん、アスペルガー症候~~群[高機能自閉症]をもっと知りたい人へ役立つ情報などを掲載しています。
本文はオールカラーで、子どもでも理解しやすいようにすべての漢字にふりがなをつけ、イラストを多用してわかりやすい解説に努めるなど、障害を知るための工夫がいっぱい。
実際にアスペルガー症候群[高機能自閉症]の子どもをもつ保護者や、現場の先生やカウンセラー等の「こんなの欲しい!」との声から生まれた、大人も子どももともに考え学ぶための絵本です。

◆子どものためのバリアフリーブック 7


自閉症の子どもたち


自閉症の子どもたちの行動は、一見不思議なものに見えるが、それらの行動にはちゃんと意味があり、周りの人たちは理解して接してあげることが大事である。自閉症児の行動の特徴と接し方を、わかりやすく解説する。


【すぐに役立つ本】



認知発達治療の実践マニュアル
―自閉症のStage別発達課題




ごく簡単なテストで、対象児がどの発達段階にいるかをStage別に分け、Stageに合った発達課題がイラスト付きで具体的に数多く提示されてます。教師はもちろん、親にも非常に参考になるやり方がいっぱいです。
 「発達が遅れていると言われても、何から手をつけていいかわからない」「教室の中で、この子の発達に合った課題を与えたい」などの先生や親にとって、大変ありがたいバイブル的な1冊です。
値段はお高いですが、それだけの価値あり。
指導的立場にいる方なら必携です。


【先輩の保護者体験記】



ありのままの子育て―自閉症の息子と共に〈1〉


川崎市職員として働く自閉症の明石徹之さんを育てた母親洋子さんの手記。溢れる笑顔はどこから? どんな子育てをしたの? 徹之さんの誕生から小学校卒業までの成長の歩みと、地域の中で生きていけるように取り組んだ、様々な活動を紹介。その行動力、忍耐力、洞察力には圧倒される。関わった人々をすべて巻き込んでいく明石洋子パワーは、周りを確実に変えていく。


◆レイルマン
 
レイルマン―自閉症文化への道しるべ

 
自閉症児の保護者の中でも超有名人のダダ父、ダダ母ご夫婦。巻末の「ダダ家の療育」の中で「視覚的」「具体的」「肯定的」をキーワードに、自閉症の人とどうつきあえばいいのか、ポイントを押さえて詳しく解説されている。
ダダ父、ダダ母さんのサイトはこちら


【コミック】


◆光とともに 1〜10巻
(※11巻2007年5月発売!)

    
光とともに… (1)
光とともに… (2)
光とともに… (3)
光とともに… (4)
光とともに… (5)
光とともに…(6)
光とともに… (7)
光とともに… (8)

光とともに… (9)
光とともに… (10)

 ごくありふれた結婚、そして子どもの誕生。ごく普通の育児が始まるはずだった。しかし、待望の我が子(光)は「自閉症」という障害を持ち、目は合わずコミュニケーションを持つことができない。育児は困難を極める。
 夫や姑からはしつけが悪いと責められ、追い詰められる母親。
 そして同じ子どもを持つ仲間との出会い、保育園、小学校への入学。保護者の思い、社会の自閉症への理解の無さ、周りとの様々な軋轢の中で奮闘する両親。
各新聞やマスコミ、テレビで取り上げられ、30万部を売り上げている話題のコミック。ぜひご一読をオススメします。

「光とともに・・・」の光君のモデルとなったRくんママのサイトはこちら
 

※5巻目の裏帯のコメントは、宇都宮大学の梅永雄二先生が書いています。

【 DVD・ビデオ 】



◆ADHD 注意欠陥・多動性障害
〜その基礎知識と対応法〜

司馬理英子監修
アートデイズ  4500円


注文はこちらのビデオの項目をクリック

ADHDについて分かりやすく説明したビデオ。
なかなか本を読む時間が取れない人も、ビデオなら視覚的・具体的にADHDへの役立つ情報が得られる。オススメビデオ。


レインマン


1988年、アカデミー賞4部門受賞。
ダスティン・ホフマン演じる重度の自閉症の兄と、その弟を演じるトム・クルーズの組み合わせ。
 この映画1本でアメリカの自閉症理解は20年進んだと言われている。正確でリアルな自閉症の描写は、自閉症を知らない方にぜひ見てほしい。
 弟役のトム・クルーズは、自身がLD(学習障害)を持っていることもあり、自分からこの役を演じたいと申し出たというエピソードがある。



マーキュリー・ライジング


テーマは自閉症ではないが、物語の鍵を握る子どもが特殊な分野に高い能力を持つ自閉症児という設定。(彼はコミュニケーションが取れないが、その特殊な能力ゆえ暗号を解読してしまい、命を狙われる)
 自閉症をテーマにした映画ではないにも関わらず、映画の中で絵カードでコミュニケーションをとる場面が出てきて、自閉症の特性まで配慮された映画作りになっている。