ゆずりはセミナーアンケート

2005年2月19日(土)〜終了〜

「教育現場にできること〜いいところ応援計画」

講師:阿部利彦先生
埼玉県所沢市教育委員会 学校教育課支援委員

場所:とちぎ福祉プラザ(宇都宮市)


内容
埼玉県所沢市教育委員会では、通常学級に在籍する軽度発達障害の子ども達の支援をするために、
要請があれば電話一本で学校現場にかけつけ、クラスの環境の改善、子どもの状態に合わせたサポート方法
などを現場の先生方と話し合いながら提案するユニークな取り組みを行っています。
実際に支援委員として所沢市の各学校を回っていらっしゃる阿部利彦先生に、
豊富な実践例をまじえてお話いただきました。

阿部利彦先生の「いいところ応援計画」の大まかな概要は
こちらのホームページでご覧いただけます。

いいところ応援計画(よつばくらぶホームページより)

※当日ご来場の皆様からいただいたアンケートの一部をご紹介します。

初めて参加させていただきました。今まで教員の中での講和研修はそれなりに聞き、参加しましたが、保護者と一緒に・・・というより保護者に囲まれての参加は、熱意あふれるもので驚かされました。
 知識としては知っていても、知っているだけで実践に結びつけられなかった事の多さを思い知らされた講演会でした。時間を忘れて聞き入りました。是非、またお聞きしたいと思います。・・・メモを多く取らせてもらいました。「資料が多いので抜粋した」と阿部先生はおっしゃっていましたが、1000円でもいいからすべての資料がじっくり見たかったです。さりげないサポートを目指したいと思います。(小学校情緒学級教員)

阿部先生、思ったとおりとてもおもしろい人ですね。内容も私の脳みその中にあることとほとんど同じことを言葉巧みに楽しく話してくださって、とても私も自信がつきました。100%同感です。子どもに関わる大人がみんな阿部先生のような視点で見られたら、みんな生き生きした子どもになれるのにな〜と思いました。「学級環境」という視点は新しい発見でした。収穫です。機会があれば弟子入りしたいと思いました。良い話を聞く機会を作ってくださってありがとうございました。(中学生保護者)

とても充実して、楽しく聞くことができました。私は親の立場で聞かせていただいたのですが、こんなに学校の先生方が、発達障害の子のために何がしてあげられるかという立場で話を聞いてメモして勉強して下さっていることに感動しました。また、話をして下さった阿部先生が、本当に親や先生、発達障害の子どもの立場に立ってお話してくださったので本当に嬉しく聞くことができました。家庭も柔らかな雰囲気作りをしていけたらいいなぁと、努力していきたいと思いました。(幼児の保護者)

「いいところ応援計画」というネーミングが素敵だと思いました。阿部先生が子どもを支えることは、周りの教員、保護者、学校を支えることというお話がありましたが、必要なことだと思いましたが難しいところでもありますね。ありがとうございました。(小学校通常学級教員)

我々教員にとって難しいのは、学級の子ども達への対応以上に保護者への対応です。例えば専門機関への相談をすすめるだけでも「ウチの子が何がおかしいっていうのか!」といきまく保護者もいます。また、学級で特別な支援が必要な子がいて、担任として支援にあたっていると、他の子の保護者から「○○さんだけひいきしている!」と言ってくることもあります。今回の講演を聞いて、教員(学校)と保護者がお互いに理解し合うことの重要性を強く感じました。また、教員が勇気を持って、子どもに、保護者に対応していくことの必要性も強く感じました。(小学校通常学級教員)

私は高校教員(普通学校)で、教育現場でまだそのような生徒と出会ったことはないのですが、自己研修のつもりで参加しました。大変(初心者の私にも)わかりやすい講演でした。少しずつ勉強していきたいと思います。(高校教員)

“やわらかな、あたたかな学級作り”の大切さや、自分が通常学級の担任の時に一人一人に細かな配慮ができていなかった反省など色々感じました。今特学担任として、もう一度クラス作りの大切さを学校で伝え、力を合わせてやっていけたらと思っています。ありがとうございました。(小学校特殊学級教員)

具体的な取り組み、特に、できる範囲での構造化風の手法を実践されていることを知り、勇気づけられた思いがしました。(言葉かけの在り方も!!)受容の前提の上にその人を澄んだ目で見つめることから始めることの重要性、何とか応えようと努力することの必要性を改めて実感しました。(入所施設職員)

同じようなことでも、表現が違うとこんな考え方になるのだと感じました。大変良いお話だっただけに、2時間では短かったと思います。けっこう余談(実例)のお話は、親にとっては参考になるものです。メモも充分に取れなかったのでもう少し余裕のある時間だと良かったと思います。
 所沢ではずいぶん栃木より理想のカウンセラーの活動をなさっていて、うらやましいです。来所型は仕方ないにしても日数などが制限されていて不便です。緊急の時には非常に困ります。チーム支援がうらやましい。栃木県は県立施設同志(教育相談、児童相談所)でもお互いの連絡、やっていることを理解していないです。(小学生保護者)

以前から、一度きちんとこの発達障害についてお話を聞かせていただきたいと思っていました。18才の息子がいます。何をもって発達障害と区分けするのかは、未だ理解できていませんが、行動・言動・生活など、今日の資料などから見て伺うかぎり、家の子も、やはり発達障害を持っているのだなと思います。今までの自分の関わり方や導き方など反省を踏まえながら、大変興味深くお話を聞くことが出来ました。今日のお話は是非、教育現場の教師の皆様に、そして、家庭で悩んでいる全てのお母さん、お父さんに聞いて欲しかったと思います。ありがとうございます。(幼稚園教員・中学生と高校生の保護者)

講演を聞いて月曜日が待ち遠しく、子どもたちの顔を早く見たくなりました。子どもたちにとっても教室が楽しい場所であるよう環境作りを工夫したいです。面白かったです!(小学校特殊学級教員)

大変具体的でわかりやすく、あっという間の2時間でした。素晴らしい先生を招いていただき、ありがとうございました。(小学校通級学級教員)

具体的な支援の例を示していただいたために今後の一つの方策が見えました。また、ちょっと特別支援教員としての自信も持てました。まだまだ暗中模索の中であるのが現状ですが、一つの小さな光をみることができました。ありがとうございました。また、これからとにかく子どもたちと頑張っていきたいと思います。(中学校情緒学級教員)

参考になりました。この手立てをどのように伝えて、実践してもらうかが頭の痛いところです。(ADHDの年中さんの相談を受けています。保護者の方は保育園の取り組みに不満を持っていらっしゃいます。目で見て変化の出る取り組みを相談で実践し、保育園さんにフィードバックしていきたいと思います。)(養護学校小学部教員)

非常に実践的なお話で、大変参考になりました。ありがとうございました。学級経営の視点はとても重要だと思っておりますが、特に、反抗的な態度を取ったり投げやりで無気力な生徒がいる中学校の学級経営やその生徒への対応もお伺いしたかったです。応援計画も参考にさせていただきたいと思います。(中学校教員)

授業の具体例が多かったので、大変わかりやすい内容だった。特別なことをする前にささやかな気配りが大切だということを改めて実感した。今日の講演を授業に生かしていきたいと考える。近い将来、今回話を聞くことができなかった部分を講演していただけると嬉しいです。(中学校特殊学級教員)

1年間、軽度発達障害(アスペルガー)の生徒と関わってきました。実践を通して良かったこと、失敗したなと思ったことがある中で、これから先の方針に参考となる部分がたくさんありました。現場に戻り、もう一度今日の内容を振り返り、よりよい支援を考えていきたいと思います。(養護学校中学部教員)

(ゆずりはの講演会は)いつももっとお話を伺いたいと思いますので、もう少し時間を長くとっていただけるといいなと思います。(小学生保護者)

障害を持っていることを重荷に感じている人がほとんどだと思うのですが、それを少し軽くしてもらえるような話でした。軽度発達障害を持つ子に対しての偏見を取り除いていくことが大切だと思います。(小学校特殊学級教員)

大変わかりやすく、「うん、うん」とうなずきながら聞かせていただきました。軽度発達障害の周辺の子の話などは、まさに今仕事上の悩みであり、心のストライクゾーンの話は肝に銘じて対応したいと思います。自分の息子もADHDなので、父親にも聞かせたいお話でした。(保育士)

とても実践的なお話で、学校でも講演していただきたいと思いました。親として反省すべきことなど、考えさせられることが多くありました。ただ、細かい指示はするのですが、大きくなった時、自分で考えていく力を育てたいと思っていますので、その兼ね合いみたいなものが難しく、多くの経験を積ませるしかないのかと思っています。(保護者(養護学校高等部))

2時間というのがあっという間に過ぎました。「あ〜」と納得することばかりで、今日お話いただけなかったことをまたいつかお話いただきたいです。(幼稚園教員)

阿部先生のわかりやすいお話に引き込まれました。すぐに役立つ内容だったと思います。気持ちが暖かくなる講演だったと思いました。初めてセミナーに参加させていただきましたが、また参加したいです。(授産施設職員)

とっても良かったです。資料が多く、スライドもたくさんあり、写すのが大変でした。もっと長い時間でも良かったぐらい良いお話でした。ありがとうございました。(小学校教員)

2時間があっという間に過ぎてしまいました。阿部先生のお話に思い当たる場面がたくさんありました。子どもの持ち味を大切に!・・を心がけたいと思います。いいところをたくさん見つけたいと思います。ありがとうございました。(養護学校中学部教員)

小2の我が子が発達障害と言われ通級に通っておりますが、学校での具体的な方法など、家庭でも役立つ内容が多く興味深かったです。(小学生保護者)

生徒を取り巻く環境や、これからの小中学校で特別支援を行っていく上で大変参考になりました。また、自分の子どもが小学生ですが、その学校の教室のこと、先生のことなど考えながら聴講させていただきました。小・中学校の先生に多く聞いて欲しいですね。(養護学校中学部教員)

すぐにトライできそうな内容のお話をありがとうございました。“やわらかい学級づくり”をしたいと思います。もっとお話を伺いたかったです。(小学校情緒学級教員)

とってもわかりやすく、軽度のお子さんの立場や身になって、周りのお子さんの状況も踏まえて、様子や対応方法を優しく、暖かく講演してくださっていましたね。がんばりすぎず環境の大切さなど伝わるものがありました。(養護学校小学部教員)

具体的な方向を写真で見せていただいてありがとうございました。母親として、家でも見通しを立てられるように工夫を重ねていきたいと思います。(小学生保護者)

大変参考になりました。特に学級環境を整える上でなごやかな雰囲気のクラスを作ることの重要性は、新しい視点であり最もだと感じました。(小学生保護者)

情報たくさんの講和でした。阿部先生の講和で、これからも支援しつづける力がいただけました。長く支援できるよう取り組んでいきます。今日のお話の続きをまたぜひお聞きしたいです。ありがとうございました。(小学校通常学級教員)

お話もとてもユーモアがありおもしろかったです。周りの子が楽しいことがうちの子にも楽しいことと、改めて再認識し、気負わずゆっくり育児をしていきたいと思います。(小学生保護者)

全体的にとてもわかりやすい内容でした。そしてどれもためになるお話でした。ありがというございます。特に「いいところ探し」のお話は、わかっていそうで日頃つい「まったく〜!」と注意している自分に気がつきました。視点を変える、簡単でいそうでなかなかですが、とても大切なことですので今から心にとめておこうと思っています。(小学生保護者)

実践的な話、子どもの視点に立った話、参考になりました。講演会の企画etc・・・ゆずりは役員の皆様、ありがとうございました。(保護者)

学校現場での実例が豊富でしたので、大変興味深く、2時間でもまだお聞きしたいほど勉強になりました。(小学校通常学級教員)

具体的で現場ですぐ取り組めるヒントをたくさん示していただきました。知識としてはわかっていても、実践できていないことも多々あります。一人一人に合った支援ができると良いと思っています。(養護学校小学部教員)

現場で色々な障害を持つ幼児、学童に関わっておりますが、心にゆとりを持って接していき、少しでも子どもたちの近くにそばにいれるように努力していこうとさらに思いました。(通園施設保育士)

現場で生かせるお話を聞かせていただいて本当に参考になりました。特別でなく、あたり前の支援というところがとっても良かったと思います。(中学校情緒学級教員)

教育現場中心の話ではあったが、子どもに限らず大人の支援を考える上で大変参考になりました。学校ばかりでなく、生活場面で行かせるヒントが多々ありとても参考になりました。また、ぜひお話を聞きたいと思います。(更生入所施設職員)

今回も素晴らしいお話をきかせていただきましてどうもありがとうございました。(小学生保護者)

※アンケートにご協力いただいた皆様、大変ありがとうございました※